武田塾フランチャイズ加盟について徹底分析!高収益が魅力の「授業をしない塾」費用や評判は?

フランチャイズ

大学受験に特化した授業をしない学習塾、「武田塾」。

テレビCMをはじめ、インターネット動画や街中のポスターなどで見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。

さて、この武田塾。フランチャイズ加盟における収益性が高いことで知られています。

武田塾の収益性の高さの秘密、フランチャイズについて解説していきたいと思います。

武田塾のフランチャイズ契約について

武田塾といえば、「日本初!授業をしない。」で有名な学習塾です。

武田塾は日本全国で展開されていることから、常に注目度の高い学習塾としても知られています。冒頭でお伝えした通り、武田塾はフランチャイズ加盟における収益性が高いことで知られています。

その秘密を探るべく、まずは武田塾におけるフランチャイズ契約の概要について見ていきましょう。

フランチャイズ契約の概要について

まず重要になってくるのが、武田塾におけるフランチャイズ契約の概要です。

契約期間 5 

開業資金300万円 

ロイヤリティ 売上の15% 

公式HP https://www.takeda.tv/

ちなみに、契約期間は5年で終了ではなく、以降自動更新。開業資金の300万円は加盟金となっており、研修費や開業サポート費などを含んだ金額となっています。

ロイヤリティに注目

この契約内容を確認してみると、開業資金の300万円というのは特段高額なわけではありません。

さらに研修費用など細かい部分は全て含まれているというところも安心でしょう。ただし、武田塾のフランチャイズ契約で特化すべきはそのロイヤリティの高さです。

一般的な個別指導塾のフランチャイズ契約の多くは、ロイヤリティが10%程度。そういった中、武田塾はこのロイヤリティが15%を超えるためかなり高額です。この条件を逆手に取ると、「それだけ収益性が約束されている、自信のあらわれ」でもあります。

武田塾にフランチャイズ加盟するポイントは、このロイヤリティにポイントがありそうです。

売上の高さが魅力

武田塾のロイヤリティはなぜ、ほか学習塾に対して高めなのか。その理由は、確実な売上と客単価の高さが関連しています。

カリスマ林氏が代表

武田塾の代表はあの林尚弘氏。数多くの教育関連の著者としても知られている、教育のカリスマです。

そもそも武田塾は、林氏のブログ「武田の受験相談所」が大きな話題となり、これをベースに設立された学習塾です。

要するに大企業が莫大な費用を投じてマーケティングした結果設立されたビジネスではなく、「個の力」が生み出した学習塾ということです。

有名人に人は惹かれるように、魅力的な人にはたしかなブランド力があります。林氏の立ち上げた学習塾ということだけでも、強烈な集客パワーがあるということになるのです。

客単価の高さ

武田塾の収益性が高いひとつの理由に、客単価の高さがあります。一般的な学習塾というと客単価は1から2万円程度というイメージですが、なんと武田塾は57万円の範囲という驚きの高さ。

後述するように、武田塾はマンツーマンレッスンである上に、徹底して塾生の学力を高める独自スタイルの学習法で運営されています。

「逆転合格」を合い言葉に、確実に成果を出すことから保護者からも信頼されており、結果的に客単価が高く年間を通じて高い売上を維持することができているのです。

年収の高さもポイント

武田塾のフランチャイズ加盟において、集客や客単価の高さは注目すべきですが、より重要視したいのがフランチャイズ加盟社の年収です。

その事例も含めながら解説していきましょう。

年収2,000万円も夢ではない?

武田塾のホームページには、とあるフランチャイズ加盟している加盟校の売上事例が掲載されています。

仮に生徒を50名抱えていた場合、客単価の高さから売上は年間でおよそ4,000万円近くになります。

当然、家賃やそのほかの諸経費、人件費もかかってきますし、前述したようにロイヤリティとして15%分も売上から引かれます。

これだけ売上を取っていたとしても、身入りが少なければ問題だと思うかもしれませんが、なんとこのスタイルでオーナー年収は1966万円。その規模によっては年収2,000万円も夢ではないのです。

さらに武田塾によると、フランチャイズ加盟における年収1,000万円以上は現実的な収益モデルと示唆されています。

今の場所で働いていても頭打ち、今の学習塾では売上が上げられない、という人にとっても魅力的な収益モデルではないでしょうか。

ビジネスモデルは?

武田塾におけるフランチャイズ加盟は、集客ができる上に収入も高い。たしかにうまみのある内容ではありますが、そもそもビジネスプランがしっかりとしていないと長期的に売上をキープすることが難しくなります。

あらためて武田塾のビジネスプランの特徴について考えていきましょう。

授業について

まず、武田塾といえば授業をしないというスタイルが有名です。しかし、武田塾は学習塾であり「自習室」の運営ではありません。

一体、どういったビジネスプランが用意されているのでしょうか。

サボれない状況をつくる

武田塾には、授業をさせることなく成績を高めるための仕組みがあり、それを徹底することで塾生の成績を上げることができるとしています。

生徒それぞれのレベルに合わせた参考書を導きだし、それをベースに宿題、連絡帳、小テストといったカリキュラムを作成。

そうすることで生徒がサボるという行為がしにくくなる状況がつくられ、結果的によい成績を残すことができるという仕組みになっているのです。

授業をしないことが高収入につながる

徹底した仕組みが整っていることから、授業をしない指導ができるようになっている武田塾。

しかし、カリスマ塾講師がいるとか、先生がしっかりと教えているというスタイルと比較すると、客単価が高くなるようなイメージが湧かないという方もいるかもしれません。

じつは、武田塾の客単価が高い理由のひとつに、「大学受験に特化している」というポイントがあります。

その理由について考えていきたいと思います。

大学受験に特化しているとは?

俗にいう個人指導塾というのは、小中学生が主体の学習塾といったビジネスモデルになります。中には進学を目的としていますが、その多くは補習をベースとした指導です。

要するに学校で習うことを予め予習しておくとか、学校でやっていた問題をあらためて深堀りするとか、中には生徒の学校のテストに対応するなど、「補習塾」といったやり方になります。

しかし、武田塾の場合はそういったシステムとは一線を画す指導をしていることから、通常の学習塾とはカテゴリが違っているのです。武田塾は、前述したように大学受験に特化している指導をすることから、「進学塾」というカテゴリになります。

つまり、生徒が目指す大学の受験に合格するために、授業をしない学習スタイルを取り入れているのです。

質の問題

武田塾は、ある意味で個別予備校のような役割を持つ学習塾です。

要するに、通っている学校の授業やテスト向けではなく、志望校合格のためだけのカリキュラムになっているということになります。

では考えてみましょう。街の人たちに喜んでもらうため、材料費などを削りできるだけ安いお弁当を提供する店舗と最高級の味だけを求める人向けにお弁当を作る店舗で客単価が一緒でしょうか。

さらに武田塾は、職人となる塾長がカリスマ講師になる必要のない徹底した仕組みが作られているため、ある意味で自動化して客単価を上げられるようになっています。これが、武田塾が収益を上げられる仕組みといえるのです。

代表の力が強いので安心

武田塾のフランチャイズは収益性が高いため、かなり魅力的です。

しかし、これだけ利便性と成果率の高い仕組みが揃っているものの、どこか自分がいろいろと派手に宣伝しなければならないという不安を持つ方もいるでしょう。

日本にはさまざまなフランチャイズがありますが、オーナーがとにかく目立っているとか、ほかの加盟店と徹底的に違う個性を出すとか、基本に忠実なだけでは埋もれてしまうのではないかという不安がつきものです。

しかし、武田塾はその逆で、基本に忠実であること、武田塾の方針をぶらさずに真面目やるオーナーが収益を上げることに繋がります。その理由は、ずばり武田塾の代表の林氏の存在です。

圧倒的なパーソナリティに頼れる

武田塾と聞いて、授業をしないとか、逆転合格など、そういったイメージを抱く方が多いでしょう。しかし、その中で「武田塾=林氏」というイメージを強く持っている方も事実多いのです。

とくに受験生を親に持つ親御さんや難関大学合格を目指す受験生など、こういった業界について普段からチェックしています。

林氏は著書も数多く出している上に動画やSNSなど、認知度が高いことからカリスマ性のある教育者・経営者として強くイメージされています。

つまり、「あの林氏が構築した授業をしないという学習法」に価値を感じている人が生徒となるため、加盟店の塾長はその基本に忠実であるだけで経営が軌道に乗るのです。

実直であることが経営の秘訣

前述したことを踏まえて考えてみましょう。

武田塾のやり方を勝手に変えてしまったり、足並みを乱すようなことをして悪目立ちすれば、生徒や申込を検討していた人たちが離れていってしまうのは理解できるでしょう。

逆にいえば林氏という代表の力を信じること、実直であることが経営を続けるコツと考えることができるのです。

武田塾は、塾運営の初心者でもフランチャイズ加盟を歓迎しています。

もちろん武田塾の運営には見えない努力も重要ですが、決して突拍子もないアイデアではなく、真面目に経営していくことが収益を上げる上でも重要なのではないでしょうか。

初めてのフランチャイズとして挑戦しやすい

武田塾の特徴や特徴、収益性をまとめて分析するとフランチャイズ初心者でも安心して取り組めるということがわかります。

難しい専門知識や資格、経営センスが求められるのではなく、あくまで田塾が用意した仕組みを理解し、実直に継続していくことが成功のポイントです。

安心できるフランチャイズで経営を始めてみたい方には、武田塾はとくにおすすめなのではないでしょうか。